2017〜代表取締役白水 清隆2020〜代表取締役庄崎 秀昭放射線検知装置 11代目2代目シュレッダー組み立て2代目シュレッダープラント組み立て2代目シュレッダープラント完成継続的な改善を図っています。 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方を中心に甚大な被害を及ぼし、電力供給やサプライチェーンをはじめとする様々な分野での事業リスクを顕在化させました。廃棄物処理というインフラ事業を行う当社においても事業の中断リスクを抑える事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の重要性を再認識した災害でした。10代目 この時代、東日本大震災による原子力発電の見直しが注目を集める一方で、世界的に太陽光発電など再生可能エネルギーが爆発的に普及しました。 当社においては、長年使用してきたシュレッダーの補修頻度が増え更新時期を迎えたことから、2013年に代替計画に着手し、約5年の歳月をかけて2018年に新シュレッダーを稼働させました。新シュレッダーも前機種同様の2,000馬力を要し、高い処理能力と最新設備で安定した生産体制を回復しました。 2021年4月からは、受託した北九州市が運営する日明工場処理施設の建て替えに伴う粗大ごみ(一般廃棄物)の処理業務を本格的に開始しました。地域とともにあゆみ、ともに発展する西鉄グループの一員として、北九州市民のインフラ機能が滞らないよう安全・あんしんを心がけて現在も事業を進めています。 女性の活躍・男女共同参画が浸透する中、当社においても2018年には事務部門で管理職の女性が誕生しました。現在では事務部門に限らず、選別業務である現業部門においても女性管理職が誕生するなど女性の活躍の場が広がっています。 また、将来に向けて当社の強みである高度な選別技術をブラッシュアップするため、2021年から施設の更新計画を策定しています。社会の変化に対応し、循環型社会の実現を目指し、金属スクラップに留まらずリサイクルの可能性を幅広く探りながら検討しています。 近年は、地震、猛暑、豪雨など記録的な自然災害が多発し、地球温暖化、CO2削減など環境問題が大きな注目を浴びています。大切な地球環境を守り、未来の子供たちにつなげていくため、当社の役割もこれまで以上に増していることを痛感しています。国際社会共通の目標である「SDGs(Sustinable Development Goals)」に取り組み、ステークホルダーの期待にしっかりと応えてまいります。 これからの九州メタル産業にご期待ください。2012〜10
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