徹底した資源回収を目指して

高度な処理機能を持つシュレッダープラントでは、各地域から回収された金属廃棄物から事前に有害物質やリサイクル対象物を取り除き、シュレッダーで細かく破砕し「鉄」「非鉄金属」「シュレッダーダスト」に分類します。
鉄は製鋼原料としてリサイクルされ、非鉄金属は非鉄選別プラントへ送ります。シュレッダー時に発生するダストは風力を活用して回収し、再資源化プラントで更に徹底した資源回収を行います。
また、鉄スクラップ商品を作る工程で活躍するのが、巨大なギロチンシャーです。
原料となる廃棄物には、鉄筋やH形鋼などを含む大型の建設廃材が多いので、特に丈の長い物はリサイクルしやすい長さにカットし再生利用しやすい製品に加工することで資源としての付加価値を高めていきます。